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07.06
7月2日付け、東京新聞はほとんどが、集団的自衛権行使容認反対を
表明する記事であった。その中の、社会部長・瀬口晴義氏の記事には、
初めて知った事実があった。ここに書きとめておきたいと思う。 


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六十九年前、一億総特攻のさきがけとして、沖縄に向かう戦艦「大和」の
一室で、若い士官が大激論になった。

玉砕確実の出撃に意味はあるのか。

君国のために死ぬ、それ以上に何が必要なのだ。

そう割り切る職業軍人と死ぬ意味を求めて苦悩する学徒兵。

殴り合いの乱闘を制したのは兵学校出身の臼淵磐大尉だった。


「進歩ノナイ者ハ決シテ勝タナイ   
負ケテ目ザメルコトガ最上ノ道ダ。」

吉田満の「戦艦大和ノ最期」で忘れがたい場面だ。

 (一部省略)

重油の海から奇跡的に生還し、復員後、日銀マンになった
吉田満は、政治への恐るべき無関心に毒されていたことを
自省した上で断じた。

「召集令状をつきつけられる局面までくれば、すでに
尋常の対抗手段はない、そこへくるまでに、おそくとも
戦争への準備過程においてこれを阻止するのでなければ、
組織的な抵抗は不可能となる。

眼に見えない ”戦争への傾斜” の大勢をどうして防ぐかに
すべてがかかっている」


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ああそうなのだ。負けると、ただ知りつつ戦艦大和を出航させた
だけではなかったのだった。負けるために出撃させたのだった。
負ければ目覚める。
そう、願っての出撃。

ならば、今の惨状を考えれば、負けても、目覚めないならば、
やはり、また負けるであろうし、負けるために命を
賭しても、また目覚めない道しかないことになってしまう。

平和憲法を守り続けてきたことは、目覚めたことの証しのはず。
この憲法を決して失ってはならないはず。

瀬口氏は続けて書いている。


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閣議決定が「戦争への傾斜」に踏み出す歴史の一こまになるのかは、
今後の国会審議や政府の動きの監視にかかっている。

憲法はまだ死んでいない。


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「憲法はまだ死んでいない。」







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