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12.04
副題は、- 自覚なき殺戮者 -

監督はエイアル・シヴァン 

パンフレットから、映画『ハンナ・アーレント』に繋がると思われる
箇所を抜き出して記すことにする。

「 1995年、エイアル・シヴァンはイスラエルのフィルム保管所で、
戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判の全行程を記録した350時間にも
及ぶ未公開のビデオテープを、偶然にも発見したのだった。

第二次世界大戦中の大量虐殺に対する責任を問う1961年のその
裁判記録は、実に既存のイメージを払拭させるものだった。



未編集のこれらの記録映像とインスピレーションの源となった、
ドイツ心理学者ハンナ・アーレントの著作『イェルサレムのアイヒマン
悪の陳腐さについての報告』(みすず書房・刊)を軸に、
シヴァンとブローマンはアイヒマンのペルソナと第三帝国が犯した
大量虐殺の全貌に、新たな見地を見出した。


"ホロコーストに関するその他多数のフィルム" ではなく、
"問題提起となっているスペシャリスト" の正確な実体を
描きたかったのだ、と製作者側は語る。

アイヒマンは "例外的な犯罪者ではなく、典型的な犯罪者に
他ならない" のである。己の手を血で染めた残忍な殺人鬼像とは
かけ離れ、至極凡庸な男であった。生真面目で忠実なるナチの
従僕は "思考を欠いた" 人物であった。この実体こそが、
"悪の凡庸性" の象徴的姿なのである。」

映画のイメージとして今残っているのは、
果たして、こんな映像があったかどうかわからないのだが、

一人の事務員が椅子に座って、机に向かい、眼の前の
リストにひたすらハンコを押す絵。




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