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11.09
25周年記念の行事は、die Lichtgrenze 「光の境界」と呼ばれるもの。
かつて壁があったところに、風船の光を灯そうというプロジェクトだ。
カメラが近づくと、風に少し揺らめいているのがわかる。




11月7日、この壁崩壊25周年行事に参加するため、
ゴルバチョフ氏が渡独し、インタビュウが
フランクフルター・アルゲマイネ誌に載った。

訳して抜粋をメモしておくことにした。 

「  」はゴルバチョフ氏。
それ以外の文章は、フランクフルター・アルゲマイネ誌記事。

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「私は、ロシアとロシア大統領プーチンを断固として弁護したいと思う。」

「プーチンが今日他の誰よりもロシアの利益のために上手く舵取りしていると
断言する。もちろん、プーチンの政策にも批判すべき点はあるが、私は
しようと思わないし、誰か他のものが批判することも望まない。」

冷戦を平和的に終結させた功績でノーベル平和賞に輝いた
かつてのソビエト共産党書記長ゴルバチョフ氏は、インターファクスとの
インタビューで、アメリカ連邦共和国の政策について批判した。

「アメリカ人には別の計画がある。彼らは、もう一つの別な背景を
必要としている。それは、世界の至る所に介入することが
許されるという背景だ。」

「私は、ウクライナ問題は、アメリカにとっては、他国の事案に
介入するための単なる口実にすぎないと、確信している。」

ウクライナ紛争に対しプーチンとった政策に、
西側諸国はロシア経済を暫時弱らせる経済制裁を実施した。
ロシアは、冷戦の終結以降、アメリカとは、一つの新たな関係を
築いてきた、とゴルバチョフ氏は強調した。

「全てが上手くいくかもしれない。一部のアメリカ人は、このことが
気に入らないのだ。」

ウクライナ紛争に話が及ぶ度に、ゴルバチョフ氏は西側を批判し、
アメリカを「世界の悪疫」と表現する。かつて、常にプーチンの
手厳しい批評家として再三再四ロシアの民主主義の観点からの
後戻りを嘆いてきたゴルバチョフ氏が。


ソビエト連邦の最後の書記長ゴルバチョフ氏は、ドイツ再統一の父の
一人だ。彼は25年前のベルリンの壁崩壊を誇らしく語る。

1989年当時2人の英雄がいた。それは、再統一を願ったドイツ民衆と、
私たちの民衆だ。

私たちの民衆は、ソビエト最上層部指導者の決定を、
すなわち宥和への道をすすむことを認めなければならなかった。

「私は、私たちが果たしたことを誇りに思う。」

なかでも、ソビエト連邦で彼がとった政策、
Glasnost(開放)とPerestroika(改革)が、ドイツの再統一という
「困難なプロセス」を救ったのだった。

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そして、8日の記事のタイトルは、
「ゴルバチョフ氏が西側を非難」。

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ドイツ統一の父の一人であり、ノーベル平和賞の受賞者でもある
ゴルバチョフ氏は、西側と特に、アメリカを非難した。その理由は、
1989年以後の互いの約束が守られなかったことだ。

約束を守る代わりに、彼らは冷戦の勝者と自らを称し、ロシアの
弱体化という事実を有利に利用した。

「ここ数ヶ月の出来事は近視眼的な政策の帰結であり、既成事実を
作り出し、パートナーの利害をないがしろにしようとする試みの
帰結だ。」

90年代には、もう西側は、ロシアとの関係における信頼をつぶそうと
し始めた。この信頼こそが、ドイツでの平和革命を可能とし、
中部東部ヨーロッパでの平和革命を可能としたのだ。

「Natoの拡大、ユーゴスラビア、特にコソボ、ミサイル迎撃計画、
イラク、リビア、シリア」ゴルバチョフ氏はこれらを挙げて、こう述べた。

「この展開の中で、最も苦しんでいるのは誰か?
それはヨーロッパだ。私たちの共同の家だ。」


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あの当時の混乱の中、ソビエト連邦という大国が消滅してゆくのを
ニュースで聞きながら、ただの一度も、民衆がその道を選択した、と
思ったことが無かった私は、この記事を読んで、改めて、ロシアの人々の
懐の深さを思った。

昔、『オブローモフの生涯』という映画の中で描かれた、ロシアの
人々の大きさを思い出した。

大事なことを見逃してはならない、と思う。何が大事で、何をしては
いけないのか。大きく宥和に動いた世界を不安定にしてきたアメリカ。
それを結果的に手助けしてきた西側。

別のインタビューでは、すでに冷戦が再び始まっている、と述べる
専門家がいるともゴルバチョフ氏は語っている。

手先になって、戦争を助けることなど、絶対に反対だ。


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