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09.23
私も、今年封切られるという一つの映画を楽しみにしている。
それは、8月29日付け東京新聞「こちら編集室」で、五味洋治氏が
楽しみにしているという映画 『望郷の鐘-満蒙開拓団の落日』 だ。

公式HPを訪ねると、現在撮影中で、寄付金を募集中だ。

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主人公の山本慈昭さんは、長野県阿智村・長岳寺の元住職で、
中国残留孤児の父と呼ばれた人。


終戦直前、厳しい戦況を知らされないままに満蒙開拓団の
国民学校の教員として旧満州(中国東北部)に渡った。
妻と2人の娘も一緒だった。

終戦後、シベリアの収容所に送られ、1947年に帰国。
妻と次女は帰国途中で死亡、四歳だった長女は残留孤児となり、
再会を果たしたのは1982年だった。

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帰国後、1972年の日中国交正常化の翌年、独力で
「日中友好手をつなぐ会」を設立。再会を果たして以降も、
過酷な運命の中で、仲間らと、孤児の肉親探しや
帰国の支援にあたり、中国からの肉親探しを求める2万通に
(8月25日の社説では4万通とも)達する手紙に丁寧に返事を
書き続けた、のだという。

社説にこうある。

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これら民間の活動がなければ、長く帰国者の問題に目を
背けてきた国の償いも支援も、さらに遅れていたでしょう。

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1990年に88歳で亡くなったが、北朝鮮残留孤児の帰国運動にも
取り組み、北朝鮮も訪問したのだという。

映画監督は山田火砂子さん、82歳。

山本さんは、「一隅を照らす、これ即ち国宝なり」 という最澄の言葉を
座右の銘にしていたのだという。

映画とともに、この言葉に付き従って生を全うした山本さんの気持ちに
寄り添えたらと、思う。私には、そのような過酷な過去はないが、
同じ子を持つ親として、同様に子を持つ他の親たちにいつまでも
共感できるように。

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